地球温暖化防止、ゼロ・エミッションによる廃棄物発生抑制など、環境に対する認識は高まっています。環境負荷を抑えた循環型社会形成のために、資源の有効活用の促進が不可欠です。
「北海道木村」の中核事業は廃棄物を再び資源へ還す再資源化事業です。
廃棄物を最大限有効活用するため、再資源化事業はマテリアルリサイクルとサーマルリサイクルの2つから成り立っています。
「北海道木村」では、一般廃棄物、産業廃棄物、資源廃棄物の収集運搬から処分までを一貫して行います。
受け入れた廃棄物は可能な限り原料化(マテリアルリサイクル)をすすめ、原料化ができない廃棄物は可能な限り燃料化(サーマルリサイクル)を行います。
また、「北海道木村」では廃棄物から有価物への転換、再資源化の効率化などリサイクルへの高度化ニーズに対応する再資源化ソリューション事業を展開し、廃棄物排出企業及びリサイクル企業への再資源化フローの構築支援、再資源化機器の提案などを行っています。
工場
総面積 |
12,772m2 |
工場総床面積 |
3,000m2 |
運搬重機
ショベルローダー |
2台 |
バックホー |
4台 |
フォークリフト |
4台 |
|
機械設備
固形燃料化(RPF化)施設 |
1台 |
一軸粉砕機 |
2台 |
横型圧縮梱包機 |
1台 |
縦型圧縮梱包機 |
2台 |
EPS減容機 |
1台 |
空き缶プレス機 |
1台 |
蛍光管破砕機 |
1台 |
トラックスケール |
1台 |
切断機 |
1台 |
粉砕機・脱水機
(動植物性残渣) |
各1台 |
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|
固形燃料(RPF)
「北海道木村」は資源の有効活用の促進するため、マテリアルリサイクルが
困難な廃プラスチックと紙くずを主原とした固形燃料(RPF)を製造しています。
製造したRPFは主に製紙会社の化石燃料の代替燃料として使用されています。
※ RPF : Refuse Paper and Plastic Fuel
産業廃棄物の処分としては、廃プラスチック類と紙くずの減容固形化処理と廃棄物毎の特性に合わせた破砕、溶融、圧縮、切断など中間処理を行っています。
一般廃棄物は、破砕及び減容固形化の二つの中間処理を行っています。
許可の種類 |
許可権者 |
許可番号 |
許可年月日 |
一般廃棄物処理施設設 |
小樽市 |
第 04101号 |
平成17年3月25日 |
一般廃棄物処分業許可 |
小樽市 |
第 6号 |
平成13年10月1日 |
産業廃棄物処分業許可 |
北海道 |
第5321005800号 |
平成17年2月21日 |
北海道の産業廃棄物、特別管理廃棄物及び小樽市内の一般廃棄物を各排出事業者から自社を含めた各処分場までの収集運搬業務を行っています。
車輌については、パッカー車、ユニック車、コンテナ車など様々な廃棄物用車輌を保有しており、用途に応じた収集が可能です。
資源廃棄物の再資源化を促進するため、機器販売業務、アライアンス関連業務などの再資源化に関する周辺業務を集約し、再資源化ソリューション事業として構築しました。
製造業など産業系の企業、廃棄物・リサイクル企業、自治体及びNPO法人を対象に再資源化の支援事業を行います。
機器名 |
ソニックテスタ(コダマ工業製) |
点検方法 |
PVリークテスター(微加圧法) |
危険物施設(地下タンク、地下埋設配管、移動貯蔵タンク等)
は消防法第14条3の2に基づき定期点検が義務づけられてい
ます。
平成16年4月1日より、 消防法が改正され、「地下貯蔵タンク及
び地下埋設配管の危険物に接する全ての部分について漏れ
の点検が必要」になりました。
「北海道木村」は、財団法人全国危険物安全協会より事業
認定を受け、地下タンク、移動貯蔵タンクなどの安全管理の
ための点検を行っています。
会社名 |
株式会社北海道木村 |
所在地 |
〒061-3271
北海道小樽市銭函4丁目161番4号
(石狩湾新港工業団地内) |
創業 |
昭和44年2月20日 |
設立 |
昭和47年8月14日 |
資本金 |
3,000万円 |
代表取締役 |
川瀬弘己 |
従業員 |
25名(2007年11月現在) |
営業内容 |
再資源化業務
(再原料化・固形燃料化)
再資源化ソリューション業務
産業廃棄物処理業務
処分業許可(北海道)
収集運搬業許可
(北海道・札幌市・小樽市)
一般廃棄物処理業
処理施設設置許可(小樽市)
処分業許可(小樽市)
収集運搬業許可(小樽市) |
許認可一覧 |
一般廃棄物処分業許可
(小樽市)
一般廃棄物収集運搬業許可
(小樽市)
一般廃棄物処理施設設置許可
(小樽市)
産業廃棄物収集運搬業許可
(北海道・札幌市)
産業廃棄物処分業許可
(北海道) |
官庁関係の実績 |
小樽市業務委託
北後志広域連合業務委託
(余士町・仁木町・赤井川村・
積丹町・古平町) |
主な取引先 |
日本製紙(株)白老工場
東洋水産(株)、石狩東洋(株)
札幌トヨタグループ、日糧製パン(株)
(株)伊藤園、(株)鈴木商会
スウェーデンハウス(株)、(株)木村
他 |
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昭和47年 |
小樽市産業廃棄物処理業務開始
有限会社興和産業を設立 |
昭和54年 |
熱分解中間処理業務開始 |
昭和57年 |
札幌市一般廃棄物・産業廃棄物収集
運搬業務開始 |
昭和61年 |
株式会社に組織変更
商号 株式会社興和産業 |
平成5年 |
小樽市・札幌市・北海道特別管理
産業廃棄物収集運搬業務開始
小樽市特別管理処分業務開始
(熱分解・焼却) |
平成13年 |
小樽市一般廃棄物処理業務開始 |
平成14年 |
おたる石狩リサイクルセンター完成
「廃棄物固形燃料(RPF)製造」 |
平成16年 |
本社工場、第3ヤードを開設
(総面積2,000m2) |
平成17年 |
一般廃棄物処理施設設置許可取得 |
平成18年 |
株式会社木村と業務提携 |
平成19年 |
株式会社北海道木村に商号変更 |
平成22年 |
石狩分工場開設 |
大型(塵芥車、8t) | ・・・・・・・・・・・・・・ |
2台 | 中型(塵芥車、4t)車) | ・・・・・・・・・・・・・・ |
4台 | 中型(ユニック車、4t) | ・・・・・・・・・・・・・・ |
1台 | 中型(コンテナ車、4t) | ・・・・・・・・・・・・・・ |
2台 |
中型(タンクローリー) |
・・・・・・・・・・・・・・ |
1台 |
小型(平ボデー車、1t) |
・・・・・・・・・・・・・・ |
1台 | |
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