マテリアルリサイクルにおいて基本的な考え方は、資源廃棄物を原料とするために「純粋」かつ「均質」な状態にすることです。
資源廃棄物は、粉砕機で「小さく」したり、比重選別機で「分ける」ことで、「純粋」かつ「均質」な状態にすることができます。
ただし、「木村」では、「小さく」する機械と「分ける」機械を単独で使用するだけでなく、対象物の特性に合わせてラインとして活用したりしています。
ラインとして機械を3つ組合せた場合の配列パターンは、4パターンですが、木村の再資源化工場で実際に稼動している主な機械配列は4パターンです。
- @「小さく」+「小さく」+「分ける」(非鉄金属再資源化施設)
- A「分ける」+「小さく」+「分ける」(複合プラスチック再資源化施設T)
- B「分ける」+「分ける」+「小さく」(複合プラスチック再資源化施設U)
- C「小さく」+「分ける」+「分ける」(PETボトル再資源化施設U)
また、「木村」ではこれらの機械配列に洗浄機、脱水機、押出機などの機械を構成に組込むことにより、資源廃棄物を循環資源に還す可能性を最大限まで追求します。
資源の有効活用の促進するため、PETボトルのフレーク原料化をはじめ、オレフィン系、エンジニアプラスチック系などの可塑性プラスチック廃棄物を再生ペレットなどに加工し、原料資源へ還すマテリアルリサイ
クルを行っています。